27回投げられ脳死の少年 回復の見込みなく装置外す

 今年4月、台中市の柔道教室でコーチらに繰り返し投げられ脳死状態となっていた7歳の少年が、6月29日(火)21時頃亡くなったことがわかった。

 少年は柔道を始めてわずか2週間程度の練習中に上級生男子から20回、コーチには7回に渡り背負い投げの技をかけられた。少年が泣くとコーチは「芝居をするな」「立て」と冷たく言い放ち練習を続行した。

 担当医師はすでに脳死状態であること、回復の見込みがないことを家族に説明し、29日(火)夜、生命維持装置を外したという。このコーチは警察を退職後、柔道教室を開講。すでに致傷罪で起訴されている。

(6月30日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 問先日、横断歩道の信号を渡ろうとしたら、青信号の人型マークが急に走り始めてびっくりしました。台湾で…
  2.  近頃、SNSなどを通じ、痩身効果のある薬剤による急速な減量を求める人が増えているとして、医師ら…
  3.  台中市で詐欺被害に遭った女性の家族らが受け子役の男を取り押さえようとした際、男が車で逃走し、被…
PAGE TOP