自宅で過ごす時間が多くなったこの頃、今回は家の中で寛げる配色のポイントについてお話しします。
まずインテリアにおけるベースカラーとは、面積の広い床、壁、天井を指します。これがインテリアコーディネートの全体のイメージを左右する背景色となるわけです。ここには一般的に、ベージュやアイボリー系などの温かみのある色がオススメ。賃貸物件にお住まいの場合、このベースカラーを変えるのはなかなか難しいですが、コーディネートするアイテムの色をアレンジすることで、いろいろな変化を楽しめます。例えばラグマットやクッションカバー、ベッドのファブリック、それから絵やタペストリー、カーテンなど広範囲にかけられるもの、そのほかは装飾花など。
リビングルームに暖かみのあるカラーを使うとリラックスした雰囲気が作れるので、オフホワイトやベージュ、ブラウンなどのナチュラルで穏やかなカラーで大きな面積をまとめるのが基本のひとつです。またクッションやラグマットをアクセントカラーとして、ご自身の好きな色を使うのも◎。好きな色に囲まれるのは何より落ち着けるので、私はグリーンとブルーを多用しています。
あとは観葉植物を置いてみたり、お花を活けてみたりするのも、雰囲気が変わりお部屋のイメージチェンジには重要なポイントです。ぜひ自宅にいる時間が増えた今こそ、好きな色を採り入れてリラックスした時間を過ごしてくださいね。