台湾各地で4月21日(水)、新型コロナウイルス感染予防ワクチンの自費接種がスタート。中央流行感染症指揮センターによると、20日(火)16時の時点で21日(水)~24日(土)にワクチン接種を予約した人が3802人となったことがわかった。
自費接種用のワクチンはアストラゼネカ(AZ)社製で、1万本を用意。全土31カ所の医療機関で接種用の外来を設置し、予約を受け付けている。なお一部地域では4月末~5月初旬までの予約が埋まり始めており、台北市の台大医院ではすでに5月3日(月)までが定員に達している。
自費接種の対象者は台湾籍・外国籍を問わず、ビジネスや留学など出国事由のある人。接種にかかる費用は受付費、注射代、医師の診察費で400~600元。
なお台大医院のスタッフは1507人が接種済みで、うち7%の100人余りが副作用で発熱した。
(4月21日)