三井不動産グループが手掛けるホテル「MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝/和苑三井花園飯店」が8月18日(火)にプレオープンした。同ホテルブランドとしては海外1号店となる。
メインターゲットは日本からのビジネス客やインバウンドの観光客だが、新型コロナウイルスの影響で渡航制限がある現状をふまえ、対象を台湾の国内旅行者に広げ改行に踏み切った形だ。
同ホテルはMRT「忠孝新生」駅前に位置し、ビジネスにも観光にも最適な立地。客室数は297で、最上階の17階には台湾では稀少な大浴場も備え、窓からは空中庭園を見ながらリラックスしたひと時を過ごすことができる。外観設計やデザイン、館内には台湾人デザイナーやアーティストを起用し、デザインコンセプト 「TAIWAN NATURE」に則り台湾の自然と調和するスタイルを表現している。
ゲストルームはレギュラールームのほか、観光地として有名な九份や台湾スイーツ、台南の古民家をモチーフにしたコンセプトルームも用意。現在は家族旅行応援プランとして「コネクティングルーム1室無料プラン」(通常9620元~)、「デラックスルームへ無料アップグレード」の開業記念キャンペーンも実施している。
また1階のレストラン「JAPOLI(ジャポリ)」では日本人シェフ・稲村健一氏が考案した「朝食ビュッフェ」(660元)を提供。サラダや台湾の季節のフルーツから、焼き魚に味噌汁、納豆といった和食に加え、台湾グルメを代表する「魯肉飯」や「擔仔麵」など幅広く用意。9月末までは宿泊客限定で半額、外部からのゲストには25%オフの495元にて提供している。
(8月18日)