台北市信義区の世界貿易センターにて、「2018台湾美食展」が8月10日(金)~13日(月)の会期で催された。
開幕式には副総統・陳建仁や交通部部長・吳宏謀、客家委員会主席委員・李永德、交通部觀光局局長・周永暉らが出席。副総統・陳建仁は今回のイベントを通じ、台湾の美食を海外の観光客へアピールしたいと話した。
主催の台湾観光協会会長・葉菊蘭によると、今年の美食展のテーマは「美膳台灣、探索廚藝、土地台灣、美味食光、異國美食」。会場を大きく5エリアに分類し、21項目のテーマに沿って「屋台飯」や「レストラン」、「海・山の幸」などが展示・紹介された。
葉会長によると、昨年台湾を訪れた旅客数は1073万人。台湾の自然や固有の文化のほか、美食(グルメ)も観光客にとって大きな魅力となり得るとして、積極的にアピールしていく意志を示した。
同協会は8月を〝台湾美食月間〟とし、今年の美食展を例年より1日長い4日間で開催。
24店の著名レストランのほか、誠品(eslite)、六福、圓山、晶華などホテル大手のレストランも出展。
また学生の企画・制作による美食をいっそう楽しむための〝器〟を展示する「小吃大器」ブースや、料理人の芸術的テクニックを披露する「厨芸大賽」ブースなど、遊び心あふれる展示で来場者の目を楽しませた。
そのほか、今回のPR大使を務めた台湾の人気歌手・クラウド・ルー(盧廣仲)は11日(土)に登場、幼いファンの少女に汗を拭いてもらう一幕もあった。
(8月13日)