中央流行感染症指揮センターは7月28日(水)の定例会見で、台湾の「高端疫苗生物製剤(MVC)」が開発したワクチン通称「高端疫苗」の接種について、新たに接種希望の選択肢に加えることを発表した。
これまでワクチンは英AZ(アストラゼネカ)製またはモデルナ製のみが用意され、希望登録時の選択肢もこの2種のみだった。専門家によると高端ワクチンはウイルスが細胞に侵入する際、免疫系統に認識させるもの。AZ製に劣らない有効性があるとして、台湾政府は19日(月)に緊急使用を承認。早ければ8月から一般の接種を開始すると発表していた。
同センターによると、すでに接種希望を申し込んだ人も、ワクチンの種類変更が可能。しかし19日(月)までに申し込み済みの人から優先的に予約を進めるとしている。
なお蔡英文総統も27日(火)、高端ワクチンの接種希望申し込みを完了した。
(7月28日)