新北市中和区にある楽器店で、近頃1人の少年が店内に忍び込み、陳列されたギターに触れて逃げるという出来事があった。店主はこの模様を映した監視カメラ映像を公開し「無料でギターを教えたい」として広く少年の捜索を依頼。まもなく少年が通う学校の職員から連絡があり、少年の身元が特定された。
映像に映る少年は6~7歳とみられ、ショーウインドー越しに店内のギターをしばらく見つめた後、周囲を窺って人気がなくなってから店内に侵入。ギターの弦をさっとひと撫ですると急いで逃げた。
少年の祖母によると、少年は多動衝動性があり、同店前を通る時にギターを弾いてみたいと言っていたが、壊すことを懸念し入らせなかったという。
(4月14日)