一昨年台鐵の車両内で女性乗客の荷物をめぐり男性乗客と口論に発展、男性が女性に暴力を振るったとして訴えられていた件で、新北地方法院はこのたび男性に傷害罪で20日の懲役および罰金2万元、女性には公然侮辱罪で罰金5千元の支払いを命じた。
男性によると2018年6月台鐵を利用した際、女性がビニール袋に入った飲食物を優先席に置き、たびたび袋から取り出しては食べていた。ビニール袋の音が騒がしいと感じた男性は女性に袋を座席上部の荷物棚に置くよう勧めたが、女性はこれを聞き入れなかったため袋を女性のそばに移動させ優先席に座ったという。2人はそこから口論に発展、男性が身を起こした際肩が女性に当たり、女性はドアにぶつかりけがを負ったとして男性を訴えていた。
(6月16日)