南投、嘉義、花蓮縣に跨る玉山国家公園内の中腹にある排雲山荘にて近頃、設備交換など環境保全に着手。太陽光発電に使われる鉛蓄電池80個を廃棄するため、登山客らに対し運搬の協力を呼び掛けている。
鉛蓄電池は1個当たり75kgと重量があるため、運搬には費用がかさむ。
同山荘管理者は登山客らの協力を扇ぐため、1個運ぶごとに8000元を支払い、塔塔加登山口の警察局までの運搬を依頼。
1人でも複数人でも参加でき、日数も問わないという。
ネット上ではたちまち話題となったが、次第に「金を得ても使う前に命を落とす」などと消極的な意見が書き込まれるようになった。
(7月3日)