台北市大安区の美容クリニック「嘉仕美診所」にて1月23日(火)、52歳の香港人女性が術中ショックにより死亡した。
同クリニックは芸能人であるカレン・フー(胡盈禎)の夫で整形外科医の李進良が経営。この女性は小部位の整形で同クリニックを度々訪れており、先日友人を伴って訪れた際、脂肪吸引を希望し、医師の勧めを受けて死亡注入豊胸手術に同意した。手術では女性の腕から3000cc余りの脂肪を吸引し胸部へ注入するものだったが、まもなく完了するという時点で女性がショック状態となり、医療機関へ搬送されたが治療の甲斐なく死亡が確認された。
執刀医と麻酔担当医は自身の過失を否認。術前検査では問題はなかったうえ、以前も同型の麻酔薬を使用していたため、ショックの原因とは考えられないとしている。
検察によると、クリニック側は遺族との和解を望んでいる。
(1月25日)