高雄市の果菜卸売市場で、近頃野菜の価格が過去最高にまで上昇していることがわかった。
農業局によると、今年は天候の影響により葉物野菜の収穫量が大幅に減少したという。農産卸売相場動向に関する資料によると、高雄果菜卸売市場における今年1月1日(月)~21日(日)までの総取引量は4600トン、1日当たりの平均取引量は219トン。1kg当たりの平均価格は同市場が29元であるのに対し、台湾全土では26元。しかしながら総取引量は昨年同期より1300トン近く下回っているという。
中でもキャベツと白菜の価格が大きく上昇しており、昨年の取引量1250トンと433トンに対し今年は750トンと260トン。1kg当たりの価格は昨年が9元と11元に対し、今年は20元と16元。
また屏東産のワックスアップル=レンブ(蓮霧)も冷害を受け、台北市内の市場で1kg当たり1200元の高値で取り引きされている。ワックスアップルは寒さに弱く、3年連続で生産が減少している。
(1月24日)