筆談の落とし穴 vol.111 ~「流水」=「商店の売上高」~

「会社の直営店舗の先月の売上が、先々月比120%増の75万元だったみたいですよ! 『前月做了75万元的流水』っと書き書き」

山本「な、なんだと、先月の〝流水〟が75万元? おいおい、まさか会社の水道代のことじゃないだろうな、一体どれだけ使ったんだ?」

山本「どこか蛇口をずっと開けっ放しだったとか? いや~気を付けてもらわないと困るぞ、こんな支出、本社にどう報告すればいいんだ…」

「あれ~山本さん怒ってる? 75万元くらいじゃダメなのかなあ。過去最高なんだから、少しくらい喜んでもいいのに。」

説明しよう!

 「流水」とは「(商店の)売上高」や「(生産過程などで作業を分解し絶え間なく作業を進める方式)流れ」を指す中国語である。金銭や作業の動きを水の流れに例えた言い回しで、もっぱら会計・金融関連の用語として登場する。

 今回、王くんは自分が勤める会社が運営している店舗の売上を山本さんに報告し、一緒に喜ぼう、もしくは上司を喜ばせたいと思っていたようだ。しかし山本さんは「流水」という言葉を額面通りに受け取ってしまい、バカ高い水道代金を請求されたと思い込んだからさあ大変。王くん、このままでは山本さんが水を出しっぱなしにしたのは誰かを追求し、始末書レベルの問題に発展しかねないぞ!

 早いところ山本さんの誤解を解いて、売上高の詳細な報告をし、店舗スタッフにご褒美ボーナスを支給できるよう計らってあげよう。

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