日本の「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎疾患などを発症した問題で、衛生福利部食品薬物管理署は3月27日(水)、同原料を使用し日本で製造された製品のリスト提供を求めた。
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小林製薬が生産する紅麹成分による健康被害問題では、同社が3月22日(金)、サプリを摂取した人に腎疾患が発生していることが発覚。27日(水)までに2人が死亡し、106人が入院し治療を受けている。同社では消費者などに対し関連5商品の使用中止を呼びかけ、商品の自主回収を決めた。
紅麹の成分を使用した商品は台湾でのみ発売されている台湾DHC製「濃縮紅麴カプセル」も含まれ、同社もまた同商品の回収と出荷・販売の中止を決定。すでに購入した人には返品回収及び払い戻しを行うとしている。
日本のメディアによると、小林製薬は今年1月15日時点で最初の症例報告を受けていたが関連性が明確でなかったとして未対応、2カ月余りを経て患者数が増幅し緊急調査と回収を決めた。
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(3月27日)