奈良県生駒市が、4月から喫煙後45分間は市庁舎のエレベーター利用を禁じた件で、台湾ではネット上を中心に賛否の声が上がっている。
生駒市は受動喫煙対策としてエレベーターの利用を禁止。喫煙後の呼気にも人体に有害な揮発性有機化合物が含まれ、頭髪や衣服にも付着しているとの考えから〝三次喫煙〟を回避するために設定されたもの。また生駒市では、正午の休憩時間を除き勤務中も禁煙。
さらに4月1日(日)より東京都で「子ども受動喫煙保護条例」が施行。家庭内、車内、公園、学校など場所を問わず子どものいる場所で喫煙が禁じられた。違反した場合の罰則はない。一方、都は飲食店などの屋内を原則禁煙とする罰則付きの条例も制定する方針。
台湾では屋内の全面禁煙政策を執って久しいが、一般の喫煙率が18%であるのに対し、タクシードライバーは56%。台湾衛生福利部國民健康署と交通部は2日(月)、台湾大車隊など6大タクシー社において共同で禁煙コンテストを開催。無煙環境の促進を奨励している。
(4月2日)