幼稚園内で週5の習い事 カリキュラムも多種多用
台湾では、基本的に男女共働き家庭が多く、女性も産後2カ月で時短ナシのフルタイムで職場復帰する。そんなパパママが、平日に子どもの習い事の送り迎えなんて無理じゃない? と思われがちだが、そんな心配は御無用! 台湾の幼稚園は、働く親の強い味方なのである。
放課後、外部派遣の先生を招き園内で習い事教室を開催する「課後才芸課」。この制度を採用している園がたくさんある。受講費はもちろん別途徴収だが、1回(約60~90分)当たり400元程度とリーズナブルだ。
うちのチビ太が通う園も例外ではなく、月曜から金曜までストリートダンスに囲碁、アート(美術)、科学実験、機械で動くレゴとバラエティ豊かに揃えている。また友人の子が通う園には、3歳から習えるベーキング料理クラス、サッカー、体操、テコンドーなどさらに充実したカリキュラムがあるという。
まずは体験クラスに参加し、気に入ったものがあれば申し込み。期間も半年で1タームなので、何が向いているかわからなくてもとりあえずやってみることができる。このほか、ピアノやドラムなど音楽教室とも提携し、教室からスタッフを派遣して子どもの送り迎えをしてくれるサポートも!
親の仕事が終わるまで、送り迎えや付き添いなしで習い事をさせてくれるこのシステムは、本当にありがたい。チビ太はこれまでアート、囲碁、レゴを経験し、今はアートクラスを続けながら、囲碁はさらにハイレベルなレッスンを受けるため、週末に外部の教室に通い始めたところ。外部の教室も台湾ならではの面白い話があるのだが、これはまた別の機会にお話しよう。
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