台中市の学習塾講師が、中学校に勤務していた頃の教え子の女性に対し、7年に渡り性行為を強要していたことがわかった。被害者の女性(32)は7月11日(火)、弁護士同伴のもと当該の講師を告訴した。
調べによると講師は40歳代で、かつて彰化縣の中学校に数学教師として勤務。7年前、当時の教え子に「猫背を矯正する」と称し胸部を触るなどし処罰されたが、2年の懲役を経て出所し、台中市の学習塾に勤務していた。
女性によると、中学2年時に成績が芳しくなかったため教師宅での補修を受けた際、性的暴力を受けた。その後母親に打ち明けたが、母親は信じなかったという。また教師は女性を何度も呼び出しては同様の行為を強要し、逆らうと同級生からいじめを受けるよう仕組むなどしたとしている。教師の犯行は女性が大学に入るまで7年に渡り続いた。
なおほかにも被害者が存在し、すでに9人の被害者から連絡があり、うち2人は同様に性的暴行を受け、7人は猥褻行為を受けたと話している。
(7月11日)