7月、熱中症患者300人超 観測史上最も暑い1週間

衛生福利部によると、7月1日(土)~10日(月)までに熱中症など高温による被害で外来を受診した人がのべ321人となったことがわかった。

気象学者の彭啓明氏は同日、今後数週間はさらに暑さを増し、8月には史上最高気温を塗り替える見込みを公表。7月3日(月)・4日(火)は世界中で平均気温が過去最高を更新。3日(月)の平均気温は17.01度で2016年の16.92度を上回り、4日(火)には17.18度とさらに上昇した。なお4日(火)はアメリカで10万年以来の最高気温を記録している。

同部では連日の高温によるリスクにも注意を払い、暑さや日焼け対策、塩分と水分の補給、労働時間の調整など予防策を講じるよう呼びかけた。

なお世界気象機関(WMO)によると、7月の1週目は「観測史上最も暑い1週間」。国連は「未知の領域にいる」と警鐘を鳴らしている。

(7月11日)

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