問
台湾人の友人が結婚することになり、お祝いに日本の夫婦茶碗を送りたいのですが、偶数は別れを連想させると聞きました。不適切ではないか心配です。
答
台湾ではむしろ偶数の数字を好みます。贈り物も2つペアで揃ってこそ、一組「対」になるという考えからとても縁起の良い贈り物として喜ばれるでしょう。
<解説>
一方、台湾では日本とは反対に、慶事は偶数、弔事は奇数と覚えておくと便利です。たとえば結婚式のご祝儀では、奇数の金額は包みませんので注意しておくとよいでしょう。
偶数は「対」になることから「吉祥」とされています。もっとも、近年は縁起を気にしない方が増えてきているようですが、お箸や茶碗など日常的に使うものは特にペアで購入する人が多いですね。
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