大陸委員会は2月14日(火)、香港・マカオ住民の訪台について、20日(月)より個人旅行の申請を解禁、団体旅行の制限も撤廃することを発表した。
香港・マカオからの訪台はコロナ禍で一時停止され、昨年11月には団体旅行での訪台のみを開放。同委員会の梁文傑・副主任委員はこれについて「長いこと議論をしてきた。香港の人々が台湾でバレンタインを過ごすことができず申し訳ない」とし、訪台申請は20日(月)9時より開始すると話した。なお新型コロナウイルスの感染状況が不明であるとして中国大陸については未開放。感染症指揮センターと協議のうえ進めると明かした。
旅行業界によると、香港・マカオではこの発表を受け台湾旅行商品の検索数が2.5倍に増加。これまで5人~40人の団体客に対し15日以下の滞在を認めてきたが、今回の開放で個人旅行を計画する人がホテルやレンタカーなどを検索しているという。
なお交通部観光局では両地からの旅行客に対し、高鐵や空港MRTなどの優待を実施する。
(2月15日)