2月6日(月)にトルコとシリアで発生した大地震の被災者救援に派遣されていた台湾からの救助隊が、14日(火)帰国のため現地アドゥヤマン空港を出発。同22時頃トランジットのためイスタンブール空港に降り立ったところ、居合わせた現地旅客らから拍手喝采を浴びた。
救援隊は130人と捜索犬5頭で編制され、被災地にて生存者、負傷者の捜索及び救助活動を展開。しかしすでに「黄金の72時間」と呼ばれる生存の可能性が高い時間を過ぎ、トルコ政府が用意した重機が現地に到着、また食物や飲料水などが不足し始めたことから、多くの国からの救援隊が撤退を始めた。
撤退に際し、台湾救助隊は外交部からの指示を受け、4tを超える救助装備や機材を災害ボランティア団体「AKUT」に寄付したという。
なお台湾救援隊は15日(水)14時頃、桃園空港に到着した。
(2月15日)