台中市から台北へ向かう長距離バスの運転士が9月11日(日)夜、乗務中に体調不良を訴えバスを路肩に寄せ停車するとまもなく昏睡状態に陥り、乗客の男子大学生2名が救命措置を行い運転士の命を救うという出来事があった。
運転士は56歳の男性で、台中を出発し国道を走行中、路肩にバスを停め車内アナウンスで「具合が悪いので救急車を呼んでくれ」と告げ意識を失った。運転士が心停止状態であるのに気づいた乗客の大学生2名は交代でCPR(心肺蘇生)を行い、運転士はまもなく駆け付けた救急隊員によって医療機関に搬送され、一命を取り留めたという。
(9月13日)