台北市文山区に住む男性が昨年、区戸政事務所にて証明写真や家族の氏名などの記載を省いた身分証を申請したところ拒否され提訴していた件で、台北高騰行政法院はこの度男性の訴えを一部認めたものの、写真は公益目的であるとして掲載を命じる判決を下した。
男性は個人情報の保護は憲法で保障されたものであり、判決を不服としている。一方で戸政事務所は男性のケースに対し、重病や身体の障害、顔面部の傷跡など、身分証における顔写真非掲載の適用条件を満たす証明書類がないとした。
（6月7日）
写真や家族氏名の記載省く 身分証申請も、役所は却下
ピックアップ記事
-
2025/8/16
保護命令で暴力防げず DV加害者に電子監視導入へ国内で家庭内暴力による殺人事件が相次ぐ中、被害者が保護命令を申請していたにもかかわらず、加害者による… -
2025/8/15
筆談の落とし穴 vol.96～「房東」＝「大家」王「今住んでいる部屋、大家さんが売りに出しちゃって、僕が追い出されそうなんですよ。『房東譲我退房』っ… -
2025/8/15
集中豪雨による停班停課 嘉義縣で10日間連続台湾南部を襲った西南気流による豪雨の影響で、嘉義縣は8月4日（月）、梅山郷、竹崎郷、番路郷、大埔郷、…
PAGE TOP