桃園国際機場公司の洪玉芬・総経理は8月1日(月)、入境者専用の「防疫バス」の利用を無料とすることを発表した。
洪総経理は同日、中央流行感染症指揮センターの会見に出席。空港と自宅または隔離用の「防疫ホテル」間を輸送する「防疫バス」を700台から965台に、中部・南部行き4便のほか、台北市や新北市行き5便を増便するとした。
停車地点は台北市の新生公園(濱江街)と新北市の三重體育館(新北大道一段)の2カ所。ただし中部・南部の場合は下車した後「防疫タクシー」または友人・家族の送迎を利用できるが、台北・新北は送迎のみ利用可とされる。
また指揮センターの発表によると、入境客を乗せた飛行機の貨物室の消毒を省略し、今後は受託手荷物の消毒作業のみ実施する。これにより入境客の待機時間を50分短縮できるとした。
そのほか日本の旅行業界からの代表団25名が、7月31日(日)から4日間の日程で訪台。観光局では日本のほか、マレーシアやシンガポール、タイなどの視察団を招聘し、国外からの観光客受け入れ準備を進めている。
(8月2日)