テロ脅威罪で帰国から2年 銃の製造未遂で再び起訴か

2018年、アメリカに留学中、テロ脅威罪で実刑判決を受けた芸能人の孫安佐が、台湾で拳銃製造未遂罪で起訴される可能性があることがわかった。

孫安佐は両親ともに芸能人の一家で、ペンシルバニア州に留学していた2018年、テロの計画をクラスメイトらに吹聴したうえ、実際に銃弾や拳銃のほか、拳銃の部品などを所持していた件で238日間の禁固刑を満了し帰国。アメリカには生涯入国禁止処分となった。

帰国後は大学に編入しYoutuberとして活動していたものの、銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、士林地方検察署に連行された。士林地検は約2年に渡る調査を経て、アメリカではテロ脅威罪と弾薬の不法所持で孫を有罪としたものの、拳銃の製造未遂については罪に問われていないため台湾で起訴できることが判明。起訴が成立した場合、7年以上の実刑判決となる可能性がある。

孫安佐は地検に対し、所持していた部品では銃を組み立てることができないことを知っていたし、どのように組み立てるかもわからなかった、単に部品を所持していただけとして容疑を否認している。

(8月25日)

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