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台湾の入国手順は合理的
防疫タクシーで帰宅
ロビーのマッサージ椅子でモミモミされながら思った。荷物は30㎏制限のところ2㎏オーバーで中身を移したのだが、よく考えたら10人程度しか搭乗しないんだからちょっとくらいまけてくれてもいいではないか! けち!
そんなことを考えながら、いよいよ搭乗。機内スタッフも白いガウンを着てフェイスシールドとマスク、これは行きも同じだった。
機内食を食べ、行きに途中まで観ていた映画を観終えたらしばし睡眠。そして桃園空港に到着した。
怒涛の書類審査に備えて陰性証明書とスマホ、パスポート、居留証を取り出し、スマホには入境検疫システム入力済み画面を表示しておく。入国審査へ向かう通路に関所があり、書類とスマホ画面を見せてパス。なぜだか私以外の人はすべてここで引っかかっていたのだが…まさか検疫システム未入力か!? 呑気な…と思ったが、私が構えすぎかも。
ここで隔離中に使う簡易検査キット5個入り1箱を渡され「検査日はここに書いてある通りよ、ほらスマホで写真撮っておきな」と促される。私の場合は4月4日、6日、8日、13日、15日で、隔離最終日の11日にPCR検査だ。
ほかにも唾液検査用のケースや書類で両手はいっぱい。ワサワサした状態で入国審査を抜け、荷物を受け取る。日本では何よりもまず検査だったけど、台湾は違った。ロビーに出たら外で唾液を出し、スタッフに渡してそのままタクシーに乗る。このほうが合理的かも。
防疫バスは雲林・嘉義・台南・高雄・屏東行きで400元、タクシーは台北・新北・基隆・桃園・新竹・苗栗・宜蘭が1000元だが、民間でもっと安いのもあるようだ。
●備考
1.防疫バス/タクシー
bit.ly/39HAHAj
2.安いタクシー
bit.ly/3Gcdyly
1.日本での隔離措置
・ワクチンを3回以上接種済みの場合自宅待機不要、公共交通の利用可
・ワクチン2回接種の場合は3日間の自宅待機が必要、公共交通の利用不可
・ワクチンはBNTファイザー、モデルナ、AZのみ。※高端は対象外
2.PCR検査について
・日本入国に際し提出する陰性証明書は、厚生労働省指定のフォーマット推奨
・所定のフォーマットをプリントアウトし、検査機関に持参のうえ記入してもらう(※+100元)※医師の署名、検査機関の名称が必須
→ 所定のフォーマットを持たない人も入国可能、ただし確認作業に時間がかかる可能性大
・0歳児も証明書の取得が必要
3.空港で
着陸 → 書類(ワクチン接種証明、PCR陰性証明)、アプリ(MySOSとcocoa)確認 → 唾液採取による検査
→ 検査結果の通知 → 入国審査 → 受託荷物の受け取り → 税関審査 → 解放&移動
4.台湾入境のための作業
・海外渡航用陰性証明書を発行してくれる検査機関でPCR検査を受ける
※出発「2日前」、出発日の前々日以内のもの
・自宅隔離は「1人1戸」で7日間。同居者は一緒に隔離を行うか、共同スペースをもたないことで共住可能
※情報は5月10日時点でのものです