【トリビア~ン台湾】Vol.195 通行人も熱視線を送る、将棋のようなものは何?


公園などで、年配の方が将棋のようなものを指している光景を見かけます。通行人も集まって熱い視線を送っていますが、あれは将棋に似たゲームなのでしょうか?

あれは「象棋(シャンチー)」と呼ばれる中国発祥の将棋の一種です。台湾では今も2人で行うボードゲームの1つとして広く親しまれています

<解説>

 象棋は中国で約2000年前に生まれ、唐代から宋代にかけて現在の形に発展しました。台湾には中国から移民と共に伝わり、庶民の娯楽として定着。盤は縦横9マス×10マスで構成され、駒にはそれぞれ役割があり独自の動きをします。将軍と元帥の駒は盤の中央の「河」を越えられず、相手の「将(王)」を詰むと勝利など日本の将棋とよく似ていますが、象棋は相手から奪った駒を使うことができません。シンプルながら戦略性が高く、世代を超えて楽しまれています。

「象棋を打つ」は「下xia4象棋」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台北駅構内で9月9日(木)16:00頃、酒に酔い倒れていた女性が見知らぬ男に性的暴行を受ける事件が発…
  2. 王「山本さん、姿勢が悪いですよ~首や肩にも悪影響を及ぼすらしいから、気を付けないと。『你是駝背』っと…
  3. 9月に発生した洪水で大きな被害を受けた花蓮県の光復郷に隣接する鳳林鎮の鎮長が、「国軍の支援は不要」と…
PAGE TOP