筆談の落とし穴 vol.36 ~「放心」状態は安心の証?

説明しよう!

 「放心」は中国語で「安心する」という意味である! 中国語の「放」は「ものを置く」という意味だが「放心」は「心を元の所に置く」と解釈できるので「安心する」という意味になるのだ。ちなみに日本語でいう〝放心〟は、中国語では「發呆、精神恍惚」などと言う。

 会話中、王くんは山本さんに、打ち合わせのことは心配いらない、どうか安心してほしいと伝えたかったのだが、山本さんは、自分がボーッとして放心状態だと言われたものと受け取った。そりゃあ口が開いてたら放心していると思われても仕方がない。

 山本さん! 王くんは十分に営業成績も上げているから、安心して打ち合わせを任せよう。口を挟みまくるとかえって仕事に集中できなくなって、それこそボーッとしてしまうぞ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台南市成功里では、かつて空軍従事者とその家族の居住集落「二空」眷村の高齢化が進み、高齢者の孤独死が深…
  2. 世界ランキング上位の各国・地域代表が参加する野球の国際大会「プレミア12」決勝戦が11月24日(日)…
  3. 海外在住日本人の保険・資産保全サポートを手掛ける「110フィナンシャル」が、12月7日(土)~9日(…
PAGE TOP