【今週もゴチになります】小倉屋(こくらや)―うなぎ、日本料理―

保ち続ける本家の味

MRT國父紀念館駅2番出口から2分、閑静な路地にあるうなぎ・日本料理店「小倉屋」。本家は福岡は小倉のうなぎ専門店「田舎庵」、ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれる名店だ。

その海外1号店として本家と同じ品質を保つため、うなぎは限りなく天然に近い環境で育てられた最高級「露地池鰻」、米はうなぎに合う北海道の「ななつほし」、タレには台湾で創業百年の「丸荘醤油」を使用するなど、素材選びには並々ならぬこだわりがある。

日本でうなぎといえば、蒸し焼きの関東風と地焼きの関西風がある。台湾では関東風が多いなか、同店は関西風をベースに、本家独自の「うなぎに火をたくさん食べさせる」という珍しい調理法を採用。弱火で20分近くじっくり焼き、芯までしっかり火を通すことで川魚特有の野性味が消え、表面はサクッと、身はふんわり仕上がる。

今月からの新メニュー

今月一新したメニューから、新登場の料理を紹介しよう。「特選うなぎセット」(1050元)はメインのうな重に、うざく、骨せんべい、肝焼き、ひれ焼き、白焼きと、うなぎ尽くしの豪華セットだ。白焼きはわさび醤油で、また山椒や塩と合わせてもいい。イクラに柚子明太子を載せた「三味うな丼御膳」(1060元)は福岡の名産である明太子と大粒のイクラ、香ばしいうなぎのマリアージュがまさに口福。

来月の端午節を前に「うなぎ粽」(880元/4個)も予約受付中。うなぎに錦糸卵、キノコ類などを詰め込んだ毎年恒例の商品で、早くも注文殺到の人気ぶりだとか。予約はお早めに。

今週は読者限定で「肝焼き」をサービスする。じわじわと暑くなってきた台湾、うなぎで暑気払いといこう。

Info

住所 大安区光復南路280巷27號

TEL 02-2721-8555

営業時間 11時半~14時45分(土日は11時~)、17時~20時45分(月曜定休)

席数 60席(テーブル50席、座敷10席)

予算 600元~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 賃貸借を巡り大家と店子の夫妻の間でトラブルが発生していた高雄市のおにぎり専門店で、5月6日(火)、大…
  2. 死のピタゴラスイッチ最恐化「ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン」監:アダム・スタイン…
  3. 7/12 Sat【コンサート/CONCERT】退役後初のステージが爆発2025 KAI ソロツア…
PAGE TOP