和を意識したケーキ作り
SOGO復興館の裏手の閑静な住宅街に佇む「折田菓舗」。パリと日本で修業した日本人パティシエ・折田氏による、抹茶や柚子など和の素材を生かしたケーキや焼菓子をイートインでもテイクアウトでも楽しめる。
折田氏自慢のふわふわ日式の「シフォンケーキ」(各180元)は、ほろ苦い抹茶クリームが溢れ出す「静岡産抹茶のシフォン」や「ティラミスシフォン」など4種以上を用意。焙煎茶の香り漂う「小豆とほうじ茶シフォン」は、直径10cmのシフォンの真ん中に濃厚ほうじ茶カスタードと求肥、粒あんをイン。多様な食感を一度に味わえ、パティシエのセンスが感じられる。
華やかなミルクレープ
今やすっかり同店の代名詞となった「フルーツのミルクレープ」(210元)は、薄く柔らかなクレープ生地に、イチゴやキウイ、ブルーベリーなど甘みも酸味も十分の果物を甘さ控えめなクリームと交互に挟んだ贅沢な一品。夏にはマンゴーやメロンも登場するので、季節ごとの変化も楽しみたい。
ミルクレープと合わせて人気のドリンクは、ショウガにスターアニス、唐辛子、シナモン、クローブなどで作る「自家製ジンジャエール」(170元)。スパイスの豊潤な香りと、ピリッと爽やかなのど越しが夏の暑い日にはたまらない。また玄米茶や煎茶、ほうじ茶をポットでいただけるのも日本人にはとりわけうれしい。
今回はケーキを1人1点以上購入で「ミニ北海道クリームケーキ」をサービス。ひと口大のブランデー入りシフォンの上に、ディプロマットクリームと柔らかな北海道産生クリーム、さらに季節のフルーツをトッピングしたイートイン限定のスイーツだ。濃厚でリッチなダブルクリームをご堪能あれ。
折田氏は自ら講師を務める「折田お菓子教室」(2000元~)も毎月開催している。プロのホールケーキや焼菓子を学びたい人は早速申し込みを。
Info
住所 大安区仁愛路三段123巷6號
TEL 02-2721-6350
営業時間 13時~19時半
席数 20席
予算 イートイン320元~、テイクアウト170元~