桃園医院の新型コロナウイルス集団感染を受け、損害保険大手の「台湾産物保険」が販売する「法定感染症保険」商品が人気となり、同社は1月25日(月)17時で受け付けを停止した。
同社では昨年12月末に同商品を発売。台湾籍で75歳以下であれば誰でも加入でき、新型コロナウイルスのほか、SARSや麻疹、デング熱、ジカ熱、インフルエンザ、狂犬病などの感染症に関し、自宅隔離、集中隔離、隔離治療など5つの状況に応じ補償を受けることができる。保険料は250元、500元で補償額はそれぞれ最大5万元と10万元と手軽に加入できることから人気を呼び、25日(月)台北駅前の本店前には申し込み希望者が殺到。同社は17時の時点で中には6~7時間並んだ人もいるという。
なおこの状況を見た人々から「感染リスクを考慮すべき」「人が集中する場所を作っている」といった声も上がった。
(1月26日)