台北MRT車内で9月末に発生した優先席を巡るトラブルで、発端となった高齢女性を蹴った男性が関係機関の要請を受け出頭。男性は調べに対し「相手の攻撃が続くと思い、自らの身を守るために行為に及んだ」と説明したという。
@自由時報 @TVBS
ネット上で拡散された動画では、女性が男性に席を譲るよう求め、応じないことから手提げ袋で男性を二度殴りつけ、その後男性が立ち上がって女性を蹴ると女性は後ろの座席に倒れ込み、周囲の乗客が仲裁に入る場面が記録されていた。この動画を見た人からは男性の行動を正当とみる人と、高齢者に対する暴力はよくないと批判する声の両方が寄せられた。
男性は自身のSNSで「警察の事情聴取を終えた」「議論を引き起こしてしまい申し訳ない」と謝罪。女性は膝などに擦り傷を負ったとして病院を受診し、診断書を持って警察へ被害届を提出。警察は双方の行為が公序良俗を乱すとして調査を進めており、当事者の事情聴取を行った上で処分を判断する方針だ。
(10月7日)