新北市板橋区から嘉義を訪れたツアーに参加した観光客34名のうち15名が2月25日(火)、相次ぎ嘔吐や下痢などの症状を訴えたことがわかった。嘉義縣衛生局は食中毒の疑いがあるとして調査に乗り出している。
@鏡周刊
観光客らは23日(日)~25日(火)の3日間、嘉義縣内の名所を巡るツアーに参加。ツアーガイドによると24日夜、数名が胃腸の不調を訴えたが、食べすぎや食あたりと軽視していたという。しかし、25日の昼食時にさらに多くの客が嘔吐や下痢を発症したため観光バスで病院へ搬送。なお2人は24日(月)夜発熱により先に帰宅した。
医師によると患者は嘔吐や下痢、軽度の発熱が主な症状で、重症者はいないものの、新たな発症者も出ている。現時点で感染の原因は特定されておらず、引き続き調査を進める。
ツアーを主催した旅行会社は治療費と今後の対応について責任を持って対処するとしている。
(2月25日)