花蓮の川が増水、車両が転覆 31歳父親と2歳息子が溺死

花蓮縣で9月8日(日)午後、大雨により増水した川に車両1台が流され、乗っていた父子がそれぞれ遺体で発見された。

同日、中央気象署では南投縣、雲林縣、嘉義縣、台南市、花蓮縣に対し500mm以上の降雨を警告する大雨特報を発令。父親はジープ愛好家で、自身と息子を含む仲間21人で8台の自家用車に分乗し、花蓮縣萬栄郷の二子山付近の峡谷へアウトドアツーリングに出かけた。

しかし父子の乗ったジープが雨により増水した川を渡ろうとした際に転覆。およそ200mほど流された地点で変形した車両が発見されたが中に2人の姿はなく、31歳の父親は同日夜転覆地点から3.5km下流で、2歳の息子は翌日午前、父親から300mほど離れた発電施設の水門に引っかかっているのが発見された。ほかの19人が乗るジープ7台も川の中で身動きが取れなくなっていたところを救出された。

(9月11日)

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