ダム増水でキャンプ客4人死亡 立ち入り禁止エリアも案内なく

南投縣仁愛鄉法治村の武界溪ダムで9月13日(日)早朝4時頃、突然の放水により下流でキャンプをしていた家族連れが流され死亡した事故で、15日(火)台中市内の葬儀場で亡くなった4人の葬儀が行われ、市議会議員らが弔問に訪れた。

被害者の4人を含む2組の家族計6人は台中市在住で、12日(金)に武界部落濁水溪の著名観光地「一線天」付近に集合。キャンプを楽しんでいたが、13日(日)朝4時頃テント内で睡眠中に予告なくダムからの放水があり川の水が増水、岸辺に張ったテントが流され4人が行方不明となった。助かった2人によると、真っ暗な中テントに水が流れ込み、家族の名前を呼ぶも返事はなく、無我夢中で岸に上がったという。

ダムのシステムを管理する台湾電力は、水門が開いた原因について機械システムの老朽化と伝送ケーブル回路の絶縁体に問題があった可能性を示唆。詳細については警察と検察の捜査が終了次第、正式に説明するとしている。

なお2家族がキャンプをしていたのは立ち入り禁止エリアだったが、警告表示や案内が不足しているとの指摘もあった。

(9月15日)

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