ナイジェリアに渡航の男性 マラリア発症6日で死亡

衛生福利部疾病管制署は12月12日(火)、ナイジェリアから帰国した台湾人の男性がマラリアに感染、発症からわずか6日で死亡したことを発表した。国内でのマラリア発症は18年ぶり。

疾病管制署によると男性は50歳代で、今年10月中旬にナイジェリアへ渡航。マラリア予防薬を服用しておらず、最近帰国した後発熱したため外来を受診、血液検査の結果マラリアに感染していたことがわかった。男性は血圧が低下し多臓器衰弱、脳水腫や敗血性ショックなどを発症し死亡した。

また疾病管制署では近頃、子どものマイコプラズマ肺炎やインフルエンザの流行を受け、11月26日〜12月6日にかけ海外からの入境者を対象とした検査を実施。109人中84人が陽性となり、うちインフルエンザが57例、新型コロナ10例、アデノウイルス7例のほか、マイコプラズマ1例などが確認された。

(12月12日)

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