国立高雄科技大学で、教員2人が大学院生の論文の代筆を手配し、報酬を得ていたことがわかった。
橋頭地方検察署の調べによると、2人はいずれも同大学の専任教授で、修士・博士課程の指導学生に対し学位論文のサポートと称し代筆を提案。外国籍の学生に代筆の依頼を手配し、論文1本当たり10万〜20万元の報酬を得ていたという。
学生の内部告発により教員の汚職が発覚し、地検署が教員と学生を調査。取り調べに対し当初2人はいずれも容疑を否認したが、一部の学生が自白した後、教員も容疑を認めた。
同大学は教員の有罪が確定すれば解雇、学生も退学処分とする方針。
(7月31日)