台東市内の民宿で、宿泊者の女性が浴室内に隠しカメラが設置されているのを発見し警察に通報していたことがわかった。警察はオーナーの男(40)を取り調べており、オーナーは6月16日(日)、公式SNS上に謝罪文を掲載、民宿は閉業している。
宿泊者の女性は14日(金)1人でチェックインし、同22時頃、浴室内にて照明器具に偽装した針孔カメラを発見。カメラは録画中の状態で、女性は直ちに警察に通報した。警察はカメラを撤去すると共にオーナーの男を聴取、パソコンなど設備を押収した。男は罪を認めており、公式SNS上で「許されない罪を犯した」「相当の処罰を受け入れる」と記載している。
同民宿は交通部観光局が優良宿泊施設に認定している人気の宿。警察によると現時点での被害者はこの女性1人のみだが、カメラが設置されていた期間やほかの被害者の有無など、地方検察署に引き続き調査を依頼した。
(6月18日)