デング熱、嘉義でクラスター 1週間の全土感染1745例

嘉義市東区の後庄里で、10月13日~19日にかけてデング熱の新規感染が5例報告され、クラスター感染が発生していたことがわかった。嘉義市の感染者数はこれで累計20例となった。

嘉義市衛生局によると、13日に感染が発覚した2人が同じイベントに参加していたため、周辺の住宅街にある82戸121人をモニタリングし、検査ポイントを拡大。そこでさらに3例の感染が確認された。

市衛生局疾病管制科によると、感染者宅付近は林や菜園が多く、デング熱を媒介する蚊の繁殖を防ぐため、環境保護局と共同で消毒作業を実施。さらに住民に対し、自宅内外の清掃、貯水容器を撤去するなど協力を呼び掛けている。

衛生福利部疾病管理署が24日(火)発表した統計によると、前週のデング熱新規感染数は1745例。台南市が最多で1426例、次いで高雄市が193例、屏東縣33例と続き、新北市は10例、台中市が8例、台北市は6例、新竹市4例、桃園市2例となった。

(10月25日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 50年前に台南の国立成功大学を卒業した男性が、未納だった学生寮の寮費450元を「心の借金」として清算…
  2. 試写でそのラストに観客が騒然  「グランド・イリュージョン3」  監:ルーベン・フライシャー出…
  3. 2026/1/10 Sat~ 【その他/OTHERS】   名場面がいま眼前に蘇る TVアニメ…
PAGE TOP