台湾の工場で爆発、7人死亡 消防士4名も巻き込まれ

屏東縣にあるゴルフ用品工場で9月22日(金)夕方、火災が発生し9人が死亡、98人がけがを負った。なお死者には消防隊員4名が含まれている。

消防局によると火災は同日17時過ぎに発生、17時半頃通報を受け同42分に消防隊員が現場に到着。59分に隊員7名が消火器材を持ち工場に入ったが、火の勢いが強く撤退が命じられた。しかし撤退の途中で火災による爆発が起き、4名が亡くなったという。火は28時間以上燃え続け、翌23日(土)午前に鎮火した。

火災があったのは、屏東サイエンスパーク内のゴルフ用品製造「明揚国際科技公司」。主にゴルフボールを製造しており、可燃性物質を扱っていた。同様の火災から爆発を誘引したケースとして、2015年に新北市のテーマパーク「八仙海岸八仙水上楽園」で発生した粉塵爆発事故と相似しているとの指摘もある。負傷者、死者はいずれも爆発による外傷と出血、呼吸器の熱傷、皮膚の損傷が大きいという。

(9月25日)

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