彰化縣北斗鎮の食品会社工場で4月25日(火)朝6時半頃、火災が発生。当時工場内にいた職員22人のうち7人の死亡が確認された。
圖/自由時報
消防局の調べによると火元は工場2階の調理エリアで、フライヤーから出火したものとみられる。職員が出火に気づき消火器で対応を試みたが間に合わず、同時に消防にも通報した。
当時4階にいた職員によると、火災警報が鳴るとすぐに停電。1階に降り逃げようと試みたが火と煙に逃げ道を阻まれ現場はパニックになり、冷蔵庫の扉は密閉性が高いと考え15名が逃げ込んだ。しかしながら冷蔵庫は外側からロックしなければ密閉性が保てず、外から操作することができなかったため隙間から煙が入り込んだ。職員は冷蔵庫内から無線で屋外にいる同僚に連絡したが、消防隊が辿りついた時には煙に巻かれていたという。なお亡くなったのは台湾籍4人とフィリピン籍の3人。
(4月26日)