2月6日(月)、トルコとシリアの国境付近を震源とするM7.8規模の大地震が発生。台湾は救助隊の派遣を決定、第一陣が同日夜桃園空港を出発した。
地震は6日(月)の現地時間午前4時17分に発生。また同13時24分にもM7.5規模の大きな揺れが再び発生したが、余震ではなく新たな地震だったという。
トルコやシリア当局によると両国の死者数は8日(水)までに7900人超。一般に生存者が生還できるタイムリミット「72時間の壁」を過ぎ、また寒さなどにより生存の可能性が激減する。またシェルターなどに身を寄せた避難民は38万人にのぼるという。
救助隊には栄総医院の医師と看護師、技師各1名を含み、また救助犬2頭も同伴。ほかにイギリスやアメリカ、日本、韓国からも救援人員や物資が届けられている。なお1998年9月21日の「921大地震」の際、トルコからも救援隊が駆け付けたという。
(2月8日)