桃園市で4人の新型コロナウイルス新規感染が発覚したことを受け、中央流行感染症指揮センターは1月4日(火)の定例会見で、桃園市民へのマスク着用など予防対策強化措置を発表した。同日から17日(月)まで、桃園市民は外出時のマスク着用を必須とし、飲食時を除き屋内外での運動時など着用免除措置はすべて一時的に廃止される。
桃園市では空港の駐車場清掃員の陽性が発覚、後に同僚の3名も陽性であることがわかった。さらに空港と隔離用ホテルを行き来する「防疫タクシー」のドライバー1名も陽性となり、5日(水)時点で計5人の国内感染が報告されている。
また台北市中正区のホテルで3日(月)、隔離中の旅客2名のオミクロン株感染を確認。ホテル内で感染した可能性があるとして新規入居者の受け入れを一時停止し、空調や消毒などホテル側の設備を確認している。