サルに育てられていた仔犬 餓死し木の上で発見される

嘉義縣西部の東石鄉で、飼育を放棄されたとみられるタイワンザルが仔犬を抱いている姿が多数目撃されていたが、12月26日(月)仔犬が死亡しているのが見つかった。

仔犬は木からぶら下がった状態で発見され、衛生試験所の調査の結果、2日間に渡り食物を摂っておらず、また脊椎が折れていたことからサルが死体を引き下ろそうとした可能性があることがわかった。

農業委員会は一昨年10月、動物保護法に基づきタイワンザルを「飼育・輸入禁止動物」に指定。合法的な飼育については昨年3月末までの登録が必要だが、飼育放棄された案件が多数発生しているという。

(1月3日)

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