台北動物園のパンダ團團死ぬ 発作を頻発、最後は麻酔で

 台北動物園は11月19日(土)、雄のパンダ「團團(トゥアントゥアン)」が同日午後に死亡したことを発表。深夜1時過ぎから三度に渡り発作を起こし、獣医が抗てんかん薬や鎮静剤を投与したが症状は改善されず、深部麻酔で苦痛を和らげたが午後になって心臓が停止、死亡が確認されたという。
 
 トゥアントゥアンは2004年9月生まれの今年18歳。08年に雌の「圓圓(ユエンユエン)」とつがいで中国から贈られた。13年には第1子「圓仔(ユエンザイ)」、20年に第2子「圓寶(ユエンバオ)」を設けている。
 
 今年8月からトゥアントゥアンはてんかんとみられる発作を頻発。検査から脳腫瘍が確認され緩和治療を行っていたが体力の低下と食欲不振が著しかったという。
 
 同園によると、トゥアントゥアンは死因を調べるため病理解剖を行い、その後標本を製作する予定。
 
(11月22日)

圖/台北市立動物園

圖/台北市立動物園

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