飲酒運転の罰則が厳格化 氏名公開に同乗者罰則も

交通部によると、飲酒運転に関する罰則が強化され、3月31日(木)より施行される。
道路交通管理処罰条例は昨年改正され、今年1月に立法院で可決。新規則では飲酒または酒酔い状態での運転、及びアルコール濃度検査拒否の再犯累計年数が5年から10年に引き上げられ、再犯者は氏名と写真、違反事実が公開される。また再犯回数が累積で3回に達すると、医療機関でアルコール依存症の治療を1年間に12回受けた後、新たに免許を取得可能。しかし免許取得後1年間はアルコールロック装置を搭載した車両のみ運転できる。

同乗者の連帯責任も厳罰化された。運転手のアルコール濃度が0.25~0.55mgの場合、同乗者の罰金額は二輪乗車で600元のところ6000元、小型車1200元が9000元、大型車2000元が1万元に増額。0.55mgの場合は二輪900元のところ9000元、小型車1800元が1万元、大型2400元は1万5000元に引き上げられた。

また初犯で重傷または死亡事故を起こした場合の車両没収が新設され、罰金の未納については優先的に強制執行される。

(3月10日)

 

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