入国時の隔離回避策はデマ 文書偽造など処罰のリスク

アメリカに住む台湾人の間で近頃囁かされている「台湾入境時の検疫対策を回避する方法」について、中央流行感染症指揮センターが1月18日(火)、情報はデマであり流布、拡散させないよう注意を促した。

同センターによると近頃アメリカに住む台湾人の間で「防疫対策を回避する4ステップ」との情報が拡散。①感染してからアメリカ国内で68$のPCR陰性証明を購入、②2日以内に出発のチケットを購入し台湾へ飛ぶ、③空港到着時の検査で陽性判定を受け病院で治療を受ける、④医療機関の収容力の問題から5日で退院、その後は隔離不要、というもの。治療費は健康保険で賄え、隔離用の宿泊費も節約できるとして拡散した。

これについて同センターは、陰性証明書を購入することは文書偽造に当たり1~15万元の罰金が科されるほか、また罹患を知りながら防疫規定を遵守せず他者を感染させた場合、3年以上の拘留または50万元以下の罰金処分となることを改めて説明した。

(1月18日)

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