高雄市立民生医院付設の介護施設で昨年10月、実習中の学生が入居者を黙らせるため口にテープを貼っていたことが近頃報じられ、同医院は1月4日(火)、当該の学生を減点及び観察処分としたことを明らかにした。
市衛生局の調査によると、学生は台南市の看護系専門学校の生徒で、昨年10月、1人の男性入居者の精神状態が不安定で、大声を出すなどしていたのをなだめたもののなかなか静まらず、ほかの入居者への影響を考え男性の口にガムテープを貼ったという。同医院では入居者が口にテープを貼られていたのは10分程度で、同施設の職員が異常に気付き直ちにやめさせたと説明している。
(1月4日)