台北市に住む夫婦が、ワクチン接種済み証明カードを紛失したと主張し、それぞれ4回ずつワクチンを接種していたことがわかった。台北市衛生局は12月6日(月)、行為を処罰するのに該当する規定がないとして、政府で検討する方針。
夫婦の夫は5月3日、妻は4日に自費で1回目ワクチンを接種。後に夫は6月に金門島にて2回目を、7月と11月に台北市で3、4回目を接種。妻は7月12、14日に2、3回目を、11月に4回目を受けおよそ半年に渡りAZ、モデルナ、BNT製を織り交ぜ4回ずつ接種した。
調べによると接種記録は全国共通の情報管理システムに保管されるが、アップロードや移送のタイムラグに乗じたほか、証明カードを紛失したと偽り3回目、4回目を受けたとみられる。
また中央流行感染症指揮センターは12月5日(日)~12日(日)、台北駅1階ホールでスピード接種を実施、接種した人に100元分の商品券を配布した。
(12月7日)