行くなら予約がオススメ
以前このあたりに住んでたことがあるんだけど、引っ越してからはすっかり足が遠のいた林森北路エリア。「華山1914文創園区」で友人の舞台を見た後、打ち上げがてら林森の方まで足を伸ばそうってことで歩いていた時に見つけたのがココ、エビをいろんな味で楽しめちゃう、その名も「蝦屋」!
ここは深夜、飲んだ帰りに立ち寄る人が多いらしく、夜ごはん的な早めの時間帯は空いている、もしくはオープンしていない(笑)というお店なのです。ってことは日本で言う「〆のラーメン」ならぬ「〆のエビ」…?
警戒レベル3級の間はテイクアウト対応のみだったけど、こういう店って持ち帰りじゃなくてお店でワイワイしてこそ楽しいんだよね。エビも1人とか2人で食べるんじゃなくて、いろんな味を頼んでみんなでつつきたい! という欲望がメラメラしてる中、友人が帰国するというので送別会という名の私がエビを堪能する様を見せつける会を決行しました。
オープン時間の19時、お店の前に到着すると…あ、開いてない…。ほかの店にと提案する本日の主賓を制し、待つこと15分。しかし一向に開く気配がないので、Facebookを通じてお店に連絡してみると「今日は20時過ぎに開ける」とのこと。仕方ないので向かいにある飲み屋の窓際の席に陣取って、開くのを待ちます。
▲エビはカレーや酸辣、麻辣など8種の味、どれもビールが進む!
イチオシは胡椒味、でも…
長安西路に出る手前の路地は青果店や飲食店が並んでるんだ。この中の1つが…あった~! インテリアは新しいけど、イスやテーブルは年季の入った紅木でいい感じ。
メニューは魯肉飯が小30元、大40元に控肉飯と腿庫飯が70元、綜合豬腳飯は95元か。んじゃ魯肉飯と控肉飯、15元の目玉焼きをトッピングして、あとはキュウリの漬物に季節の茹で野菜、スープは金針菜とスペアリブにしようっと。
そういえば腿庫飯や知高飯、控肉飯ってどれも同じに見えるけど? 「腿庫は後ろ足、知高はお尻のあたり、控肉は腹肉よ」とはお店のお姉さん談。調べたところ、控肉が一番脂身が多くて、カロリーでいうと控肉、腿庫、知高の順に高いみたい。いいんだ、今日はカロリーなんか気にせず食べたいものを食べるんだ。
ここの煮込みはけっこう八角が効いてるタイプだな。キュウリのあっさりした味とこってり肉がバランスを中和してくれるわ。金針菜もちゃんと乾燥したのを水で戻してからスープに入れてるみたいで、歯応えがあっておいしい。
1911年に大稲埕で創業、2代目は台中でお店をやってたけど3代目になって台北のこの場所に戻ってきたんだって。帰る道すがら買い物もできて便利だし、しょっちゅう徘徊しようっと。
info
住所 中山区長安東路一段52巷3號
TEL 02–2511–8983
営業時間 19時~翌5時
席数 約20席
予算 約500元