ビザ免除と観光受け入れ再開へ 指揮官、行政院長が空港視察

 蘇貞昌・行政院長は9月29日(木)、入境者に義務付けている3日間の隔離措置について、10月13日(木)より廃止することが確定したと発表した。
 
 行政院では22日(木)、隔離廃止について以後1週間で感染者数など経過を観察し決定する方針を発表。予測を上回る変化はみられなかったとして今回確定が公布された。また新型コロナウイルスの水際対策として停止していた日本など対象国とのビザ免除措置も29日(木)より全面的に再開する。
 これを受け中央流行感染症指揮センターの王必勝・指揮官は27日(火)午後桃園国際空港を訪れ、空港職員らの業務や国境開放に向けた準備作業などの視察を行った。
 
 また29日(木)のビザ免除に伴い、観光客も渡航可能となる。交通部観光局によると、訪台後に感染が発覚した場合、台湾在住者と同等の検疫規定に則り隔離などを行い、同行者は検査で陰性であれば観光が可能という。
 
(9月29日)

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